「なあ、、」


ある晴れた日の事だった。空は澄んでいて、とても綺麗で。そういえば、と出会ったのも、こんな空が綺麗な日だった。




「何?」


が振り向いて答える。その純粋な笑顔に、俺は胸が締め付けられる。






「別れっか」






は驚いた顔のまま、少しの間止まっていた。しばらくしたあと、目じりに涙を溜めて言う。


「なん、で…? 私、何かした?何かしたなら、ちゃんと、言って、よ…」
「別に、お前は何も悪くないんだ。悪いのは、俺だ」
「なんで?ちゃんと理由言ってよ…!私は銀ちゃんが大好きなのに…!」


そっとを抱きしめる。彼女の肩は、小さく揺れていた。俺の着物は、の涙を吸って冷たくなっていく。




「ごめん、。 ごめん…」
「なん、で…?なんで…! 銀ちゃん、銀ちゃん、銀ちゃ、ん…っ」






これ以上お前といると、俺が俺でなくなる気がするんだ。
これ以上お前といると、俺がだめになる気がするんだ。








君といると、











くなっていく。

                               ( 少しずつ、ゆっくりと。 )








だから、 さよなら。   ありがとう。